平原建築工房のこと
家は、ただ暮らすための箱ではありません。
家族が自然と集まる場所があること。
好きな家具や道具に囲まれて過ごすこと。
何気ない毎日の中に、「ここに住んでよかった」と思える瞬間
そんな日々の積み重ねが、少しずつ豊かになっていく住まいで
家を建てることを目的にするのではなく、
その先にある「暮らし」を一緒につくる。
それが、私たちの考える家づくりです。
どんな暮らしがしたいのか。
休日はどんなふうに過ごしたいのか。
好きなものは何なのか。
これから家族とどんな時間を重ねていきたいのか。
まずは、そんなお話をすることから始まります。
たくさんの家を建てることよりも、
一棟の家をきちんとつくること。
私たちは、年間に手掛ける棟数を6棟に制限しています。
それは、効率よく家を建てるためではなく、
一つひとつの家に向き合う時間を大切にしたいからです。
土地のこと。
光の入り方。
風の通り道。
家族の暮らし方。
素材の組み合わせ。
家具や照明のこと。
一つとして同じものはありません。
だからこそ、決まった形を当てはめるのではなく、
その土地と、その人の暮らしに合わせて、一から考える。
時間はかかるかもしれません。
「自分たちのためにつくられた家」を生み出すために必要な時
木のように見えるものではなく、木を。
塗り壁のように見えるものではなく、塗り壁を。
私たちは、できる限り本物の素材を選びます。
無垢の木は、触れたときの温度や足ざわりが違います。
塗り壁は、光の当たり方によって表情を変えます。
新築のときが一番きれいなのではなく、
暮らす時間とともに少しずつ味わいが増していく。
傷や色の変化さえも、その家で過ごした時間の一部になる。
その土地の環境を読み、
周囲の街並みを見て、
その場所で暮らす人のことを考える。
家だけを美しくするのではなく、
その街の風景の一部として、長く愛される家をつくる。
地域に根付く工務店だからこそできることを、
一つひとつ積み重ねていきたいと思っています。
鍵をお渡ししたその日から、
本当の意味での家づくりが始まると私たちは考えています。
家具が入り、
家族の声が響き、
季節が巡り、
少しずつ傷や思い出が増えていく。
10年後、20年後に振り返ったとき、
「この家にしてよかった」
そう思ってもらえること。
そして、時間が経つほどに
「もっと好きになっている」と思ってもらえること。
それが、私たちが目指す家です。
家の性能も、デザインも、素材も大切です。
でも、そのすべては、
そこで暮らす人の人生を豊かにするためにあるもの。
一人ひとりの暮らしに耳を傾け、
その土地を読み、
素材を選び、
設計し、
職人とともにつくり上げる。
一級建築士だからこそできる設計力と、
地域の工務店だからこそできる距離の近さ。
私たちはこれからも、一棟一棟、丁寧に家をつくっていきま
家を建てる。
その先にある、
「この家で暮らしてよかった」
という時間まで。
それが、平原建築工房の家づくりです。






